豆豉(トウチ)のプロしか知らない裏技。炒め物がもっと美味しく。

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この記事はこんな方向け↓

NZ在住で、チャイニーズマーケットで買い物。意味不明な食材、調味料。気になるけど怖い。

中華料理のプロが使う調味料って一体何が違うの?

・トーチ―、豆豉(トウチ)、豆豉醤って代物を聞いたことあるけど?

・ベジタリアン料理に使える良い旨味ブースターは無いか?

・保存のきく最強調味料が知りたい。

豆豉(トウチ)の答え合わせしていきます。まとめると↓

・ニュージーランドの至る所にあるチャイニーズマーケットで、もれなく買える。しかも激安。

・れっきとした大豆発酵食品。旨味が凄い

・細かく刻んで八方美人に変身。

・クセがすごいので、煎ってマイルドに。

・プロが行うひと手間。これを麻婆豆腐や回鍋肉に使用します。

KOJIRO

四川飯店の厨房に立ってた私、KOJI が詳しく解説します。

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ナニコレ珍な食材ハンティング!

ニュージーランド在住の日本人誰もが悩ましい、チャイニーズマーケットの謎食材。

四川料理経験のありでプロの僕が解剖していきます!

 

豆豉(トウチ)とは?

黒豆を塩、麹と共に発酵させたもの。

・日本の浜納豆は、豆鼓が起源のようです。→名物・浜納豆 | 浜納豆のヤマヤ醤油

特徴は、塩からのような濃い塩味とグルタミン酸系の旨味

・かなり前のめりなその強い旨味と塩味は中国食文化の象徴。僕ら日本人の口に合わせる一工夫が必要です。

細かいみじん切りにする。

彼には、調味料として幅広く活躍してもらいたい。使い勝手のよい微粒状を目指します。

 

包丁トントン、リズムに乗って、みじん切り。(僕はマッハの双剣使い。)

この辺りまで出来たら十分でしょう。

より細かいと、調理の際に上品に仕上がります。

ゆっくり乾煎りします。(中火~弱火)

煎ることにより、揮発性の鼻につく匂いを取り除きます。

テフロン加工のフライパンを使ってください。

・普通のフライパンだと、強い粘性あるタンパク質が鍋そこに焦げ付きます。掃除大変。

火が入いるにつれ、だんだんと粘性が無くなり、ビーチの砂のようにサラサラとしてきます。

色も真っ黒から、コーヒー豆のような茶色になります。しっかり水分が飛んだと思ったら完成。

このように瓶に保存。湿気の無い火のあたらない場所に。(冷蔵庫がベスト。)

使用例

この仕込みをした晩は、トマトとアスパラガスのパスタに、この豆鼓を2スプーン加えた。

・簡単な炒め物、蒸し物のアクセントに。旨味倍増します。

・お肉とも、魚介とも、何でも合う!!

・麻婆豆腐は煮込みの段階で1スプーン投入。

・回鍋肉は、仕上げの炒めで1スプーン投入。

日頃の何気ない家庭料理にプラスαな感覚で使っていただけます。
*更なるレシピは追って載せていきますので今しばらくお待ちください。

最後にポイントをおさらい↓

・豆鼓は、発酵食品ならではの爆弾的旨味と塩味。

・細かく刻んで、乾煎り。マイルドに多方面に使いやすく。

・気軽になんにでも使える旨味ブースター!

・NZ在住の皆さんもチャイニーズマーケットに寄った際には買わなきゃ損。(一袋3ドルしませんでした。)

四川料理の隠し味としてプロは手元に常備している凄い調味料。
とりあえず回鍋肉食べたいっ!!!!

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