丸っと鶏の旨味!人参がおいしいまかないパスタ

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この記事はこんな方に読んでもらえます。↓

・レストランまかないのアイデアが欲しい。

・安くて旨いパスタレシピ探してる。

・丸鶏が安いし、丸っと活用した料理を知りたい。

・子供から大人まで喜ぶ人参レシピを探してる。

・ニュージーランドは物価が高い!安い食材で美味しくパスタ作りたい!

KOJIRO
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人参と丸鶏を使ったパスタを紹介。

↓先にポイントをまとめます。↓

・ニュージーランドでは丸鶏は特別安い。人参も安い。

・丸鶏は、丸ごと茹で火を通すと同時に出汁をとる。→身は手でほぐす。

・人参は、チーズシュレッダーでシリシリ削る。包丁は使わない。

・人参ピューレを仕込んでおいて追加するとさらにプロの味に。 →人参ピューレ簡単レシピ

*パスタのポイントをまとめた記事も合わせて読んでいただきたい。⇒ 乳化が大事。ーパスタ理論

↓では詳しく解説していきます。↓

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ニュージーランドは野菜が高い!!

インフレが絶えず進行するニュージーランド。野菜の値上がりは激しく、肉や魚も毎年価格の高騰が止まりません。

が、多少なり逃げ道は存在します!

根野菜は比較的価格も品櫃も安定していて、そして美味しい。

人参やジャガイモはその代表例。そもそもニュージーランドの土壌は非常に豊かで、天候にそれほど左右されないのも理由に一つでしょう。

なので今回は、人参を惜しみなく使っていきます。一人一本つかいっちゃいます!

お肉も高い!

ニュージーランドの最低賃金は毎年上がっており、色んなものの工賃や加工費も上昇の一途をたどっています。

お肉のも影響を受けています。より手が加わっているもの(骨や皮をとってフィレにしたものは特に)はかなり高価なものとなってしまっています。

なので丸っと鶏一匹を料理できればお財布に優しい。

今回は丸鶏の一番効率の良い調理の仕方も含まれているので要チェックです。

*(2021年11月現在、ニュージーランドの最低賃金は20ドルで、約1600円)

分量(4人前)

・人参 4本  *15㎝前後・大きければ調節

・丸鶏 1匹分  *1.5㎏前後

・スパゲティーニ 360g

・玉ねぎ1ケ (みじん切り)

・せロリ1片、玉ねぎ1ケ、ニンニク1片 (ぶつ切りにして、スープ取るときに使用。)

・ローリエ、粒白胡椒 小さじ1

・バター 100gほど(サイコロ状に切っておく。)

・人参ピューレ 1カップ →人参ピューレはこちらを参照。

・パルメザンチーズ 適量(すり下ろしておく)

*仕上げに使う人参ピューレでプロの味に。
 お客さんにおもてなし料理として作る場合は、おススメします! 無くても十分美味しいです。

仕込み

①丸鶏を茹でる。同時に出汁もとっちゃいます。

*この作業を前日に出来ればいいですね。当日非常にスピーディにいけます。

・まず丸鶏のお腹の中を流水でしっかり洗います。血合いやキモを取り除きましょう。

・鍋に野菜、ローリエ、粒胡椒とともに蓋をして強火に掛けます。水は2Lが目安。

・沸いたら弱火。30分から1時間、鶏肉に火が通るまでコトコトします。

*丸鶏に串や箸を突き刺し、透明の汁が出てきたらOK。汁が白みがかっていたらまだ火が通っていない証拠となります。

・火が通ったらお皿などに取り出し、冷めたら手で身をほぐし取ります。

お肉は骨に近い部分が一番美味しいのでしっかりとりましょう。

・ここで残ったスープを網でこして取っておきます。

 

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*時間が許されるのであれば、残った鶏ガラをスープに戻し、さらに1時間コトコトすれば、最高の濃厚鶏だしがとれます。

 

②野菜

・人参はチーズシュレッダーでシリシリします。包丁は使いません。

シリシリで切り口の表面積が大きくなり、味がからみやすくなります。

・玉ねぎはみじん切りにします。

仕上げ

①パスタ用に鍋に水を沸かします。塩は2%

・パスタを茹でます。パスタが茹で上がる3分前に人参を投入、一緒に茹でちゃいます。

②茹でてるスキに、浅鍋orフライパンでソースの準備

・その間に、浅鍋で玉ねぎのみじん切りをバターと塩一つまみで炒めます。玉ねぎの色が透き通ったら鶏出汁を2カップほど加え、醤油20㏄ほど、塩コショウ。

・少し煮詰めます。

・このときにしっかり味を決めておきます。この時点でしっかり美味しく。

③すべてを絡め合わせます。

・パスタと人参が茹で上がったら、ザルにあげ、浅鍋に放り込みます。(茹で汁は取っておく)

・同時にほぐした鶏肉を投入。

最終仕上げ作業に入る前。ここでソースがパスタにまんべんなく絡まるように混ぜる。

④バターを加え、仕上げる。鶏出汁も適度にたします。

・鍋全体が同等に混ざるように鍋、トングで円を描くように大きく混ぜる。

・ソース、パスタのデンプン質、バターが融合し、乳化します。

・パスタがソースをまんべんなくまとっている状態で、さらにソースが鍋そこにしたたる状態が理想。想像以上にソースの量が必要になってくるので注意!

・ソースがパスタの量に対して足りていないようだと、よくないです。出汁とバターを足しましょう。

・皿に盛り付け、仕上げにパルメザンチーズかけると完成です。

最後に

最後にポイントをおさらい↓

・丸鶏は、茹でた後にほぐして可食部分最大限活用。出汁もとって全部をいただく。

・人参はシリシリ削って表面積があがって、味も染み込みやすい。

・パスタソースは思った以上の十二分に作る。

・乳化がポイント。しっかり混ぜてトロっと仕上げる。

・人参ピューレで上品さをプラス。

パスタ料理も、事前の仕込みが大事。仕上げはパッパと素早くがコツ。
今回はパスタと一緒に野菜を茹でました。これもポイントです。
パスタなんて場数を踏んで、コツをつかむのみ。とにかくいっぱい作ってみましょう!

 

 

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